LINE公式アカウントのブロック率が気になったら。ブロック率を下げる方法、適切な管理方法について解説
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LINE公式アカウントを運用されている方にとっては、「ブロック率」を気にしている方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではブロック率を下げる方法や、どのような状態であれば危険と判断できるのかなど管理方法について解説します。
1.ブロック率とは?
ブロック率の求め方
ブロック率は以下の計算式によって導き出されます。
ブロック率 = ( ブロック数 / 友だち数 ) * 100
ここで、「ブロック数」とは、特定の期間内にアカウントからブロックされたユーザーの合計を指します。
一方、「友だち数」とは、その期間の終わりにおけるアカウントの友だちユーザー数です。ブロック率は通常パーセンテージで表され、この数値が高いほど多くのユーザーがブロックされているという事になります。
ブロック数とアカウント数については、LINE公式アカウントの管理画面であるOfficial Account Managerの分析画面を見るとすぐにわかります。
Official Account Managerにログイン後、「分析」から「友だち」を選択すると確認する事が出来ます。

ブロック率を理解することで、アカウントの受け入れられ方やコンテンツの質、ユーザー体験の向上に必要な調整がどの程度必要かを判断する手助けとなります。
ブロックされる理由
LINE公式アカウントがブロックされる理由は多岐にわたります。
今回は三つ程例を挙げて解説していきます。
どのような原因でブロックされるのか理解を深めることで、アカウント運用の改善につながり、結果としてブロック率の低下に寄与することが可能です。
- 配信頻度の過多
ユーザーは適切なタイミングで役立つ情報を求めていますが、過度に多い通知は逆効果となることが多いです。特に、日常生活において邪魔と感じられるほどの頻度でメッセージが送られると、ユーザーのストレスが増大し、結果的にブロックに至るケースが見られます。適切なコミュニケーション頻度を見極め、ユーザーの反応を常にモニタリングすることが重要です。 - クーポンやキャンペーン目当ての登録
一時的なプロモーションやキャンペーンで友だちになったユーザーは、目的を達成した後にアカウントをブロックする傾向にあります。これは、実質的な興味や継続的なエンゲージメントがないためであり、ユーザーが本当に求めている価値を提供することで、長期的な関係を築くことが対策となります。 - 興味のある情報が提供されない
ユーザーがアカウントに期待するのは関連性の高い、興味深い内容です。配信される情報がユーザーの興味やニーズと一致しない場合、エンゲージメントは低下し、ブロックされる可能性が高くなります。ユーザーの興味に合わせたパーソナライズされたコンテンツの提供は、この問題を解決する鍵となります。
これらの理由を理解し、適切に対応することでブロック率を効果的に管理し、改善していくことが可能です。
2.ブロック率を下げる方法
フォローするメリットと3つの例
LINE公式アカウントの運用において、ユーザーに持続的にフォローしてもらうためには、メリットやフォローする意義を感じてもらうことが欠かせません。ここでは、フォロワーに継続的な価値を提供し、エンゲージメントを高める方法について探求します。
- LINE限定のコンテンツ
ユーザーが他のプラットフォームやメディアでは得られない、LINE限定のコンテンツを提供することは、フォローの大きな動機となります。例えば、限定セールの情報、スペシャルクーポン、会員だけがアクセスできるコンテンツなどが考えられます。このような限定を感じられる施策は、ユーザーが他では得られない価値を感じさせ、ブロックを防ぐ効果的な手段となります。 - 定期的に役立つ情報の提供
定期的にユーザーの生活や興味に合わせた役立つ情報を提供することも、フォローを維持する重要な戦略です。例えば、健康、ファッション、金融などのテーマに沿ったヒントやアドバイスを周期的に配信することで、ユーザーにとっての価値を確実にし、アカウントの必要性を感じさせます。
商品に絡めて、適切な使い方を紹介するTipsなども有効です。 - 日常的に使えるサービスの実装
LINEアカウントを通じて、日常的に利用可能なサービスや機能を提供することで、ユーザーにとってフォローのメリットを具体的にします。たとえば、売り切りのビジネスでは、パーソナライズされた商品案内や、ポイントカード、ポイントマイレージサービスなどが挙げられます。継続利用のサービスであれば、会員情報の確認サービス、ポイント有効期限案内など。その他、イベントの予約システム、モバイルオーダーなどもあります。
これらのサービスは、ユーザーが日常生活の中でLINEアカウントを活用する理由になり、フォローを続ける事に繋がります。
これらの戦略を通じて、ユーザーに継続的なフォローのメリットを提供することは、ブロック率の低下に直結します。ユーザーが定期的に価値あるインタラクションを体験することで、アカウントへの関心とロイヤルティを高めることができるのです。
友だち数を増やす
ブロック率は「ブロックされた数 ÷ 友だちの総数」で算出されるため、分母である友だち数が多ければ多いほど、ブロック率は低下します。
弊社では、友だち数を増やす施策についてのノウハウも提供しています。
ぜひご確認ください。
3.ブロック率の適切な管理方法
ブロック率の相場感を知る
LINE公式アカウントを運用する際、ブロック率の「相場感」を理解することは、アカウントの健康状態を評価し、適切な戦略を立てるために重要です。ブロック率の相場は、友だちの総数によって異なります。
- 友だち数数百万単位アカウント
友だち数が数百万人規模の大きなアカウントでは、ブロック率が60%~80%程になる事があります。これは、集客する際に、スタンプや広告メニューで一気に大量のユーザーを無作為に集めているケースが多いためです。また、無作為に集めたために、個々のユーザーの好みに合致しないメッセージが増える事も理由の1つです。 - 友だち数数十万単位アカウント
同じく、友だち数が数十万人規模のアカウントでも、ブロック率は50%~70%程となる事があります。理由は同じく広告メニューで集めている事が多いためです。 - 友だち数数万単位アカウント
友だち数が数万人程度の中規模アカウントでは、ブロック率は30~50%程度になることが多いです。数万人程度のアカウントはLINE広告でユーザーを集めているケースも多く、LINE広告はターゲティングをして見込み顧客を対象に掲載できるため、広告といえど他のメニュー比べると低くなりやすいです。 - 友だち数数千単位アカウント
さらに小規模な数千人規模のアカウントでは、ブロック率が10%程度まで下がることもあります。これは、自社で接点のあるユーザーを集めている事が多く、すでにファンの人がフォローしているためです。
このように、ブロック率の相場感を把握することは、アカウントのパフォーマンスを適切に評価し、必要な改善策を講じるための重要なステップです。自アカウントのブロック率が業界平均や相場から大きく逸脱している場合は、運用戦略を見直すべき信号と捉えるべきです。
ブロック率の増加幅を見る
相場感は全体的な傾向になるので、実際に日々運用をしている方はブロック率の増加幅に注目することが重要です。この指標を定期的にチェックすることで、アカウントの健康状態を把握し、必要な対策を迅速に講じることができます。
- ブロック率の増加を追跡する
ブロック率の増加幅を見るためには、毎月のブロック数と友だち数のデータを使って、月ごとのブロック率を計算し、前月と比較することが可能になります。
例えば、当月ブロック率:25.5%だったのが、翌月ブロック率:25.8%になっていた場合、0.3%増えた計算になります。
このように、まずは毎月前月との比較を行い、管理する事から始めましょう。 - 長期的な傾向の分析
ブロック率の増加幅を継続してチェックしていると、「毎月だいたい0.3~0.5%くらいの伸び率だな」のように増加幅の傾向が見えてきます。 - 異常値の識別
毎月の傾向を把握していると、異常値に気づきやすくなります。
たとえば、新しい商品/サービスの訴求をした後や、コンテンツの導入後にブロック率が急激に上昇した場合、その内容がユーザーに不快感を与えている可能性があります。このような異常値を識別することで、問題の原因を迅速に特定し、改善策を実施することができます。
このように、ブロック率の増加幅を定期的に監視し、分析することは、アカウントの健全な運用に不可欠です。このデータを活用して適切な対応を行うことで、ユーザーの満足度を維持しつつ、エンゲージメントを高めることが可能になります。
4.ブロック率はどこまで気にするべきか?
結論、あまり気にしない方が良い。何故なら…
LINE公式アカウントの運用において、ブロック率に一定の注意を払うことは重要ですが、過度に気にする必要はありません。ここでは、ブロック率に対する健全なアプローチと、それを過度に重視しない理由について解説します。
- ブロックの制御の限界
ブロック率を完全にコントロールすることは不可能です。なぜなら、ユーザーがアカウントをブロックする行動は、個人の主観や好みに大きく依存しており、全ユーザーを満足させることは極めて困難だからです。
かつ、ブロック数を減らす施策というのは存在しません。
ブロック数は、アカウントから離脱したユーザーの数であり、ブロックした後そのユーザーに何かしてあげる事は基本的に不可能だからです。 - 友だち数の増加に焦点を置くべき理由
ブロック率を下げるための実効性ある方法は、友だち数を増やすことです。これにより、ブロック率の分母を増加させることができ、結果としてブロック率は数学的に下がります。したがって、新規ユーザーの獲得に力を入れ、広範なリーチとエンゲージメントを目指す事こそ、ブロック率を下げる施策であり、本質的に運用に大事な要素です。 - ブロック率より目を向けるべきもの
ブロック率に目を向けるより、ユーザーのエンゲージメントに目を向けるべきです。たとえブロック率が高くても、全体のユーザー数やエンゲージメントレベルが高ければ、マーケティングの成果であるクリックやセッション、コンバージョンは増加させることが出来ます。 - ストレスの軽減
ブロック率を過度に気にすることは、運用チームのストレスを増加させ、創造的なマーケティング活動を妨げる可能性があります。チームがポジティブなマインドセットで創造的なアイデアを生み出せるよう、適切な指標に焦点を当てることが望ましいです。
結論として、ブロック率は一つの参考指標に過ぎません。それよりも、ユーザーに価値あるコンテンツを提供し続けること、そしてエンゲージメントを維持してリーチを拡大することに重点を置く事が重要です。これにより、長期的にブランドの健全な成長を支えることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ブロック率はユーザーのエンゲージメントを測る上で参考になる指標です。
しかし、その数値は集客方法に依存していたり、コントロールできない要素も多く含みます。
そのため、毎月のブロック率増加分を把握し、異常値が出た時に心配する程度で良いと考えます。
ブロック率を下げよう≒ブロックを回避しよう。というマインドよりも、友だち数を増やして適切な顧客にアプローチして、成果を高めようという目の向け方の方が健全かもしれません。
この記事を参考にLINE運用が上手くいく事に繋がれば幸いです。